5.27 ほん石転び沢を滑る

2013.5.27 ほん石転び沢
二連休、二日目はこの時期恒例の飯豊へ
奇しくも、昨年と同じ5月27日!まるまる一年
こんかいは昨年断念したほん石転びを滑るべく梅花皮岳を目指しました!
出発でバタバタしててデジカメ忘れて、iphone5カメラですけど。
この日の為に借りたCONTOUR plus2もメモリ忘れてしまって撮れず。。。

夜のうちに出発!
22時ー2時の間はゴールデンタイムらしい、この時間帯に睡眠を取ると若返りホルモンがなんとかこうとか。で疲れも取れるかな!?
時刻は0時。
疲れを取ることを優先して、関川の道の駅で寝ることに。
朝3時半に起きて移動して、5時から登る予定にして就寝。
朝目が覚めると5時!!目覚ましかけるの忘れた。
急いで準備して、登山口へ直行
梅花皮荘から先はまだ通行止めかと思いきや、通れました。
助かりました!これで、1時間の車道歩きを回避。自転車も持って来てなかったので。
これで少し気持ちが楽になり、6:38に飯豊山荘をスタート!
準備してる時に、お話しした山菜採りのおじさんによると最近はスノーボードもけっこう入ってるらしいです。門内沢がいいとの情報も。
こんかい飯豊山荘までの長い道のりを考えて、登山靴を持って来ていたので登山靴で行ってみることに。

6:56温身平
正面に目指す梅花皮岳のほん石転び沢エントリーポイントが見えます

7:51地竹原
ここで雪渓イン!昨年と変わらず。
登山靴を木の根元にデポして、ブーツに履き替えアイゼンを装着
ボクのほかにもう一足登山靴デポしてありました。スキーヤーでした。

石転びの出合手前にて、いい感じのウッド発見!

8:44石転びの出合
左が石転び沢、右が門内沢
一年ぶりのこの景色!素晴らしいです!!
ここから標高差1000mの登り!

石転び沢!
門内沢も気になるけど、やっぱり石転び沢へ
よーく目を凝らしてみると、先行者2名(ほん石転び沢出合、北股沢出合付近)いる模様
いずれもスキーヤーでした

名前の通り、石がそこら中に転がってます!もっとデカいのもあった!
ほん石転び沢出合が近づいてくると、だんだん傾斜もキツくなってきます。
前方から雪玉が音も無く転がってきます。どこから来たんだろう?
後日分かったんですけど、ほん石転び沢から転がってくるみたいです。

9:33ほん石転び沢出合
左がほん石転び沢。雪はまだ繋がっていてここから見る感じイケそう!
しかし斜度が急だ!
石転び沢を詰めます。

振り返って、傾斜が増してきました。

見上げて、北股沢出合手前。
北股沢出合手前でいったん傾斜は緩くなります。
突然、上の方で「ガゴッ」と大きな音がして数分後に炊飯ジャー(たとえおかしい?)くらいの大きな岩がゴロゴロと雪渓を下ってきました!
後続はいなかったので目で追いつつ、動画におさめました!
ココから先は危険地帯、ザックを降ろしての休憩は控えるべきですが、どうにも左足が痺れてきた。。。
使用してるスノーボードブーツが変形して、アイゼンを付けるとよく痺れてしまうんですよね
無理して先に進んで、危険地帯のど真ん中で休憩はしたくないので比較的安全なところに移動して少し靴ひもを緩めて、足を休めました
その間に、ポールからピッケルに切り替えました

10:19北股沢出合
左俣と右俣にはラインが着いていました
真ん中はクラックがあり終了系?

核心部。最後の急登と北股岳からの落石に気を使いました。
この日は落石が多く、結構な頻度で大小の岩が転がってきます!

落石地帯を抜けてあとは急登!分かりづらいけどかなり急なんです。

直登するとクラックにぶつかり、回避。
大きなクラックが口を開けてました。滑落したら。。。

梅花皮小屋が見えてきました!
ボクが小屋に到着すると同時に、スキーヤーが滑りだすところでした
手を挙げお互い挨拶をかわす

11:26梅花皮小屋到着
小屋には本日一番手のスキーヤーのおじさんと二人。
北股岳まで行ってきたそう。
軽くお話しながらランチ、長岡の方でけっこー山スキーやってるみたい。
門内沢は来たことあるけど、石転びは初だそうだ。
こうして、ランチしてる最中にも北股岳から大きな落石が起こったり、早く登れて良かった!
おじさんが滑り出す頃にボクも梅花皮岳を目指します。

北股岳とびわゼリー♪本日のお楽しみ!

おじさんを見送る。お気をつけて〜

さてと、ボクももう少し登ります。
梅花皮小屋から梅花皮岳までは30分くらいの登り。
ちょくちょく北股岳を振り返りながら、期待と不安が入り混じった心境で山頂を目指します。

やっぱり、カッコ良くて撮ってしまいます。

山頂とほん石転び沢エントリーポイントが見えてきた!
昨年と変わって無いじゃん!!昨年の記事を見てね。
若干雪が多いくらいか?下から見上げた感じ良さそうに見えたんだけどなぁ。

12:26梅花皮岳に。本山がよく見える。
山頂にて、エントリーポイントに立ったり、離れたとこからみてみたり、斜面を観察したり、滑ったところで楽しいのか?などなど、いろいろと悩みました。
10分くらい悩んだ末に、滑りのイメージが出来たので滑ることにしました

滑り出しが肝要!
まず最初が急でターンなんて出来そうにないのでちょっと下がって、はじの方によってトラバースするように少しだけ板を下に向けてドロップ。
はじからはじまできたら、トゥサイドターンをワンターン!緩めにヒールを効かせて、この滑り出しの急で狭いエントリー部分を通過。最初が決まればもらったようなもの!
あとは、面を選んで慎重に滑るだけ
スピードが出ないように、気持ちターンの後半で粘るように?ドリフトターン的な。

こんな感じのイメージ!


核心部を抜けてひと呼吸つく

まだまだつづく!
雪はもちろんザラメだけど、芯が硬く、デブリのぼこぼこだったり、足にきます。

またエントリーポイントを仰ぐ!足が。。。

12:52ほん石転び沢出合

今年の石転び沢は石ころが多い。
あとは、石転び沢をクルージング!
といっても、足がパンパンでそんなに遊べませんでしたけど!
石転びの出合で振り返って、見納めたら一気に地竹原まで。

雪渓が口開けてます!
ここで、ブーツから登山靴に履き替えてると山菜採りのおじさんグループも下ってきました
登山靴に履き替えたら、帰りましょう!
梅花皮沢のへつり道を慎重に通過したらあとは新緑に癒されながら歩きます。





この木危険!
枝が落ちてきそうです!みなさまお気をつけて。

14:57飯豊山荘にとうちゃーく!
いやー飯豊山荘までクルマで来れたけど相変わらずしんどー!
今回は目標も達成出来たし、それだけで感無量です。
昨年は絶対無理と思っていたところが、滑れると思えるようになっていて嬉しかった。成長したな!。
帰りは、梅花皮荘で汗を流す。
また山菜採りのおじさんに出会い、昔の飯豊だったり、山菜のポイントも教えてくれた!

やっぱり飯豊はいいなぁ!イイ飯豊初めが出来ました!ありがとうございました。
今夜から夜の仕事があるんで早めの帰宅。



2013.5.27 飯豊連峰 梅花皮岳(2000m) ほん石転び沢滑降

コースタイム
6:38飯豊山荘ー6:56温身平ー7:51地竹原ー8:44石転びの出合ー9:33ほん石転び沢出合ー10:19北股沢出合ー11:26梅花皮小屋ー12:26梅花皮岳ー12:52ほん石転び沢出合ー13:02石転び沢出合ー13:10地竹原ー14:23温身平ー14:57飯豊山荘
※休憩含む

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